食器のトップブランドとして名高いマイセン

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西洋で初めて作られた硬質磁器

マイセンという名前は多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。高級なブランド食器として有名なマイセンは西洋の白磁トップブランドで、ドイツの名窯として知られています。17世紀ごろのヨーロッパでは日本の伊万里や中国の磁器が人々の憧れでしたが、当時のヨーロッパでは純白で硬質な磁器を作ることができませんでした。東洋の磁器の蒐集家でもあったポーランド王のアウグスト2世が、錬金術師のヨハン・フリードリッヒ・ベドガーに白磁を作ることを命令、研究の結果1709年に白磁器を作ることに成功し翌年の1710年に硬質磁器窯のマイセンが誕生しました。 マイセンには鳥や植物などが描かれた自然をモチーフにした物が多く、昔からあるブルーオニオンというシリーズは、中国の陶磁器のデザインを参考にザクロが描かれていました。しかしザクロを見たことがなかった当時のヨーロッパの人たちが玉ねぎと間違えてしまい、いつしかザクロは玉ねぎに姿を変え描かれるようになりました。マイセンの商品の絵付けはすべて手作業で書かれており、技術の高さが感じられます。 マイセンのトレードマークは手書きで描かれているコバルトブルーの双剣のマークで、これはマイセンの創立者アウグスト王の紋章から取られたマークです。年代によって微妙に違うので双剣のマークを見ることで作られた年代を知ることができます。制作された年数が古いほど希少価値があり、長い歴史のあるマイセンはファンも多く高値で取引されることもあります。